重たいPro Toolsを96kHz環境でも軽く動かす4つの方法

Pro Toolsが重くてフリーズする事はございませんか?

Pro Toolsって結構重たいですよね。
プラグインやBusの数が増えてくるとフリーズする事がよくあると思います。
トラック数の多い楽曲なんて、あまり触りたくないですよね?

反面、なるべく音質を高くミックスしようと思うと、96kHzや88kHz環境で作業したいところです。

96kHzまたは88kHzで作業をする理由

BTNレコーズでは必ず、このどちらかで作業をしています。
CDは44.1kHzなので、それに合わせてイイんじゃないの?
と思われるかたも多いと思います。

確かに、最終的にCDに焼いたり、mp3に圧縮すると44.1kHzにダウンサンプリングされます。
しかし、ハイレートでのミックスダウンを行う事で、音質がハッキリし、ダウンサンプリングするとしても44.1kHz環境でミックスした楽曲よりも音質が高いです。

96kHzの方が音質が高いですが、88kHzは44.1kHzの倍音なので、圧縮する場合には88kHzの方が効果的な場合もございます。
最終的な納品方法やトラック数などを考慮した上で、決めていきます。

ハイレートではプラグインの効きが素晴らしい

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特に96や88kHzではプラグインの効きかたが素晴らしいです。
中でもリバーブは44.1khz環境よりも、耳触りが良くゴージャスな響きが実現できます。

pro Toolsが重くてフリーズしてしまう場合の対策

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ハイレートでミックスする方が良い点はご理解いただけたと思いますが、ハイレートにする分、フリーズのリスクが高くなりますよね。
是非、以下の方法を試してみてください。
Cubaseやlogicなど他のDTMでも応用できる方法もございます。

1、Pro Tools以外のタスクを停止する

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Windowsの場合は「Ctl+Alt+Delete」で動作中のタスクを確認する事が可能です。
macの場合は「Finder→移動→ユーティリティ→アクティビティモニタ」で確認してください。

なるべくPro Toolsで作業中は他のアプリケーションを閉じておきましょう。
また、アプリケーションを閉じている場合でも、自動的にメモリを使っているソフトが存在するので、「プロセス」を確認してみましょう。
該当するものがあれば、ソフト側で停止できる場合は停止してみましょう。

2、デスクトップの画面を軽くする

※Windowsの設定方法です。

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1、「スタート」→「コントロールパネル」→「画面」→「テーマ」の画面で「クラシック」を選択。

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2、「スタート」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」→「Theme」を選択→「全般」タブにて「スタートアップの種類」を「無効」にする。

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3、「スタート」→「コントロールパネル」→「システム」→「詳細設定」→「パフォーマンス」→「設定」→「視覚効果」タブ→「パフォーマンスを優先する」

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4、「スタート」→「コントロールパネル」→「システム」→「リモートの設定」→「リモート アシスタンス」のチェックを外す。

◎壁紙などなくなり、ブラウザやフォルダ画面も旧バージョンになりますので、さみしい感じはしますが、画面が軽くなり動作が安定いたします。

3、Pro Toolsのバッファサイズを変更する

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Pro Tools画面の「設定」→「プレイバックエンジン」内にて、Pro Toolsで使用するメモリ量など決定していきます。

  • 「H/Wバッファサイズ」は上げると、プラグインなど多く使用できますが、上げすぎるとフリーズも起こりやすくなります。中間くらいが良いのではないでしょうか?
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  • 「CPU使用限度」はPCのメモリの何%をPro Toolsに優先して使用するか決められます。これも上げすぎるとPCが動作しなくなり、フリーズのもとになります。ご自身の環境に合わせてみてください。当方では80%がよく動きます。
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  • 「DAEプレイバック」は上げると、プラグインなど多く使用できる半面、レイテンシー(動作と音の遅延)が大きくなります。録音中は下げておいたほうが良いでしょう。
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4、録音&インポート後は再起動する

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録音後や、オーディオデータのインポート後はPro Toolsのキャッシュが大きく動作が重たくなります。
インサートするイコライザーや、グループ化など下準備ができた段階で保存し、一旦Pro Toolsを再起動させてみましょう。

いかがでしたでしょうか?

Pro Toolsの動作が安定して、作業効率が上がると幸いです。

最後に、コンピューターの環境を見直す事が一番効果的です。
例えば、ノートを使用している場合はデスクトップに変えるだけで動作効率が上がります。
古いOSを使用している場合は、新しいOSのもに買い替えることも効果的ではないでしょうか?
また、DTM専用のPCを導入するなど、コンピューターの環境を見直すのもオススメです。

上記の4つの方法を試してみて、それでもフリーズするなんて場合はコンピューターの買い替えも検討してみてはいかがでしょうか?

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