グルーブ=空気感? ドラムのノリを演出する厳選プラグイン3選

ノリの良いビートは、空気感が大事って知っていました?

趣味でDJとダンスをしている私は、踊りやすい曲についてよく考えます。
ノリやすい曲っていうのは、ドラムにある共通点があるなと感じました。
それは、リズムの余韻、そしてリズムを包むアンビエントといった空気感です。

ノリの良い曲を「グルーブがある」なんてよく言いますが、グルーブは空気感がある楽曲ではないでしょうか。

そもそもグルーブって?

record

世間ではヴァイブスとか、抽象的なストリート語が流行っているみたいですが、グルーブも同じ種族ではないでしょうか。
グルーブは日本語で「溝」で、「レコードの溝」を指しているんですね。

最近ではあまり、レコードに触れない人が多い思いますが、レコードに針が乗って音がなっているのはご存じだと思います。
“レコードの溝に針がハマって音が鳴っている原理”と、”音と身体がハマっている(ノレる)状態”をかけて「グルーブ」と言うようになったのが語源です。

すなわち、音と身体がハマりやすいビートを作れば、グルーブの良いサウンドができるという事ですね。

想像してみてください。
「淡々とした安定感の無いビート」と、「余韻があり安定感のあるビート」
後者の方がきっと身体も自然に動いてくれると思います。

安定感と余韻感のあるビートを作りましょう

それでは、本題です。
私が普段愛用しているプラグインを3つ使用し、淡々としたビートを、ノリやすいビートに変化させていきます。

リズムマシンを使用した、キック+スネア+ハイハットのみのシンプルなビートです。
※各打楽器をグループ出しして、ひとつにまとめたドラムグループにプラグインを使用しています。
LEXICONのリバーブ→CLA-76のコンプレッサー→WAVES R-verbの順にプラグインを使用していきました。

LEXICON Drumroom

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ボーカルを上手く聴かせるプラグイン3選でも紹介した、リバーブのトップブランドです。
そのLEXICON LEX Reverbに搭載されている、Roomタイプの中に「Drumroom」というプリセットがあります。
ドラムルームとは、レコーディングスタジオでドラム用に設けられた部屋を指し、まるでレコーディングスタジオで録音したかのような空気感を演出してくれます。
スタジオでは、各打楽器にマイクを向けるだけでなく、ドラム全体を録音するアンビエントマイクを設置する事もございます。
特に打ち込み系のドラムをアナログっぽく聴かせるのでしたら、絶対にこのプラグインがオススメです。

また、Bass Boostを軽く持ち上げる事により、キックの厚みも増します。
キック単体にイコライザで処理するのも良いですが、リバーブで低音を持ちあげた方が自然かつ効果的な場合がございます。

WAVES CLA-76

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ドラム用コンプレッサーとして広く知られている、UREI 1176をWAVES社がシミュレートしたプラグインです。
グリーンデイなどのエンジニアでお馴染みクリスロードアルゲ氏の監修により作られ、CLAと名づけられました。

コンプレッサーは空気感を演出するものだった。

私も1176に出会うまでは、コンプレッサーはピークを抑えたり、音圧を出したり、音を奥に引っ込めたり・・・くらいでしか考えてませんでした。
しかし、この1176がコンプレッサーの常識を変えてくれました。

1176は音に含まれる空気感、すなわち余韻をコントロールしてノリの良いサウンドに仕上げてくれます。
上記のレクチャー動画を聴いて分かる通り、1176(CLA-76)を使用すると、ドラムの粘りや余韻の安定感が良くなっています。
自然と身体を動かしたくなるサウンドに仕上がりました。

まさに絶対に使用したい、最強のドラムコンプレッサーですね。

WAVES R-verb

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最後に使用したのが、WAVES R-verbです。
実はこれは、AUXのまとめリバーブとして使用しているのですが、今回はレクチャーで分かりやすいように、ドラムグループから直接AUXで送ってます。

リバーブタイプはプレートです。
プレートは高音寄りのリバーブなので、ハイハットやシンバルに使用するのがメジャーですね。
しかし、R-verbは、リバーブ量や周波数なども調整できるので、今回はドラム全体にかけても違和感のないように設定しました。

LEXICONのドラムルームとは、また違った伸びやかなリバーブが魅力的です。
これにより一段とノリやすくなったと感じていただけたら幸いです。

いかがでしたでしょうか?

ドラムにたった3つのプラグインを使用するだけで、グルーブ感(空気感)の優れたサウンドになりました。

もし、ノリの良いビートを作るのに、音数を足しまくってるとしたら、一度この方法を試してください。
キック、スネア、ハイハットだけでもノレるビートが作れるのです。

外国人はこんなにリバーブを使用していた

最後に、外国人はこんなにリバーブを使用していることが、瞬時に分かる楽曲を見つけたので、紹介致します。

「The Heavy / Same Ol’」
小栗旬さんの出演するペプシのCM「桃太郎」の曲ですね。
出だしのドラムだけの部分をヘッドフォンかイヤフォンで聴いてください。
びっくりするくらいのリバーブがかかっているのが分かります。

やはり外国人は教会にいく習慣があるので、残響のあるサウンドがリアルに感じているがここでわかります・・・

おまけ

私がもっともグルーブ感のあるダンサーだと思っている、Caleefのダンス動画です。
音の余韻感、空気感を身体を使って、表現しているのが分かります。

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