これは必見です 人気プラグインの裏技 Vintage Warmerで輪郭と広がりを演出

音量と聴こえやすさは比例しないって知っていました?

自身でミックスやマスタリングをされている人には、必ずこの悩みをかかえた事があると思います。
「0dbに合わせて、リミッターもがっつりかけたのに、プロの楽曲と音の大きさが違う。」

私もその一人でした。
色んな要因はあるのですが、まず音量と聴こえやすさは全く違う事を把握しなくてはいけません。

以下のビフォーアフターは、音量(ピークレベル)は同じに合わせてありますが、アフターの方がハッキリ音が聴こえると思います。

人の声と同じで、ゴモゴモ話している人より、ハッキリ話している人のほうが、声が大きく感じるのと同じ現象です。

音をハッキリ聴こえさせるVintage Wamerの裏技

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Vintage WarmerはPSP社が開発しているプラグインで、その中でも圧倒的な人気を誇るマルチバンドコンプレッサーです。
今回はその最新版、Vintage Warmer 2を使用しております。

真ん中のDriveを上げていけば、音圧が上がり、名前の通りアナログ感と温かみのあるサウンドに導いてくれます。
さらにイコライザーが付属しており、トータルコンプ兼EQとしても使え、便利です。

しかし、今回はこんなオーソドックスな使い方はしません。

これから紹介する裏技は、このミックステクニック99に記載されていた方法ですので、もしかしたら知っている人も多いかもしれません。

Kneeを上げた分、Driveを下げる

Kneeはヒザ。
すなわち、音の角の部分を指し、これを上げる事で輪郭がしっかりしたサウンドになります。
比例して音量が大きくなるので、その分を本来コンプレッションとして使用するDriveを下げて調整していきます。

ミックステクニック99の著者、葛巻善郎氏はkneeを72、Driveを-8~9に設定しています。
私の場合は、ここまでKneeを上げると、音がスカスカになってしまうので、Kneeを30~50(曲に応じて)、DriveをKneeと同じだけ下げます。
今回は、Kneeを50、Driveを-5で設定しています。
これにより、ピークレベルは変わらず、輪郭がしっかりしたサウンドが演出できるだけでなく音全体の広がり、奥行き感も増幅しています。

また、低音が固まり過ぎている場合は、超低音の25hzや100hzをVintage Warmer内でカットすると、スッキリしたサウンドになると思います。

いかがでしたでしょうか?

Vintage Warmerのこんな使い方で、サウンド全体がブラッシュアップされたと感じていただけたら幸いです。
もし、音を大きく聴かせるために、リミッターで音圧を上げまくっているとしたら、一度、自身のサウンドがハッキリしたサウンドがどうか確認してみるのも良いと思います。

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