ミックスダウンのコツ4 リバーブとディレイをまとめてリバーブを重ねがけ

リバーブディレイ設定

リバーブとディレイ、そのどちらも使用されていると思いますが、実はそのままだと不自然です。

残響が持続的に伸びるリバーブ、山彦のように断続的に広がるディレイ。
その二つの空間が暴れてケンカしてしまっていませんか?

今回紹介するミックスダウンのコツは二つの空間をまとめて自然な響きを再現する事です。

まず、リバーブとディレイに送ろう

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DTMの場合、センドのボックスからAUXに音を送ってリバーブやディレイをかけていきます。

この方法について詳しい内容は、こちらのブログにて掲載しております。

今回はAUX1にミディアムサイズのリバーブ、AUX2にステレオのロングディレイ。
その二つをグループ化したのが、AUX3となり、エコーリバーブをインサートしております。

今回のリバーブの設定はコレ!

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ディレイの設定はコレ!

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比較動画

※ヘッドフォンで聴くとよく分かります。

Beforeでは、リバーブとディレイをまとめていない状態。
次に、グループ化し、WAVESのR-Verbをインサートした状態の比較動画です。

Beforeでは、響きが伝わりやすいですが、リバーブとディレイが分離しており、不自然な感じがします。
R-Verbをインサートすることで、その二つの空間がまとまり、同じ空間のナチュラルな響きが演出できました。

今回のR-Verbの設定はコレ!

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リバーブの重ねがけは良く行われている

エンジニアの間では残響エフェクトをグループ化し、最後にリバーブでまとめる手法を取り入れている事が多いです。
実践してみるとお分かりいただけると思いますが、残響がナチュラルになり、DTM臭さも削減します。

上記のミックステクニック99でも紹介されていた方法なので、ぜひ試してみてくださいね。

レベル調整やイコライジングにも便利

ミックスダウンが終盤にさしかかり、残響エフェクトもばっちり設定した後、一旦休憩してから聴くと「残響多すぎ!」なんてことございませんか?
リバーブとディレイをグループ化していると、グループ化したトラックのレベルを下げるだけで調整が可能です。

また、エンジニアの間では残響エフェクトの低音をカットしたり、高音をブーストする手法もあります。
この場合もグループ化したトラックにイコライザーをインサートすれば良いのでとても効率的です。

まれに、フェイザーやディストーションをインサートして独特な残響を生み出すミックスも存在します。
残響って本当に奥がふかくて面白いですね!

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