絶対知っておきたいミックスダウンのコツ1 ベースとキックの音量編

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ミックスダウンのコツをお教え致します

楽曲は作曲や演奏に左右されがちだと思われがちですが、ミックスダウンが及ぼす影響は計りしれませんよね。
日本や世界でも数多くの優れたエンジニアが存在し、彼らのミックスしたサウンドは、素人のサウンドと比べ、技術性だけでなく音楽性が全く違います。
そんな世界のエンジニアでも、ひとつの基準にしているミックスダウンのコツがございます。
もし、ミックスダウンに行き詰っていたり、楽曲のクオリティアップを図りたいと思っているのであれば、参考にしていただけると幸いです。

ミックスダウンのコツ キック+ベース編

bass

キックとベースが楽曲の軸となり、パンはどちらも真ん中に定位する事は皆さんご存じだと思います。
ジャズに関しては例外ですが、ほとんどのジャンル、楽曲ではキックとベースを真ん中に置き、軸を作っていきます。
ミックスダウンで一番最初に手を加えるパートにもなります。

キックとベースで-3dbを狙う

これが数多くのエンジニアが基準にしているレベルです。
キックとベースのピークが合わさる部分が一番音量が大きいと思いますが、そのタイミングで-3dbのピークに合します。
ここさえ決めてしまえば、あとは楽器、ボーカルを装飾していき、合計で0dbギリギリのラインでミックスしていくのが、一般的なミックスダウンのコツではないでしょうか。

では、どのようにに合わせていくのでしょうか

実はここが一番肝心です。
キックとベースのピークを-3dbで合わせる事が分かりましたが、キックとベースの比率はどの程度でしょうか。

ここに関しては、センスと調整の仕方でガラっと変わります。
楽曲がビートメインであれば、キックを多め、そうでなければベースを多めに合わせれば良いと思います。

ただ、キックとベースの音によっても合わせ方が変わってきます。
例えば、キックもベースもピークが激しい場合の-3dbと、ピークがマイルドな場合の-3dbでは音の詰まりかたが違いますよね。

では、どのような事を目安にすれば良いのでしょうか。

1、ピークのタイミングが合っているか

ピークのタイミングが合っていない場合、無理やり-3dbに合わせようとすると、全体的に大きすぎる音になります。
楽曲全体を通して聴いて、ピークのタイミングが一番合っているところで合わせてみましょう。

2、イコライジング

キックとベースを単に-3dbで合わせても、イコライザーを使用すればピークレベルも変わってきます。
キックおよびベースのイコライジングをするのですが、どちらの特性も考慮しながら二つの音が馴染みやすくイコライザーを使用するのがコツです。
感覚としてはベースがキックを包むように調整するとピークのタイミングが気持ちい響きになります。

3、コンプレッサー

ピークが尖り過ぎている場合、簡単に-3dbを超えてしまいます。
どちらもコンプレッサーで調整してから、-3dbに合わせてみてください。
これは、音作りのためのコンプではなく、キックとベースを合わせる為のコンプと考えてください。
これが上手くいけば、ピークがあった時の厚みがカッコ良く感じると思います。

4、スピーカーに触れる

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これは地味に使える作業です。
2WAYスピーカーの場合は、下の低音部の真ん中を触ってみてください。
キックとベースが重なった時が一番大きく震えているのが分かります。
これも感覚なのですが、キックとベースが上手く合わさった時はスムーズかつ厚みのある震え方をしてくれます。

5、楽曲のジャンルに合わせる

キックとベースの比率ですが、キックを聴かせたい場合は、キックを大きめにしても良いでしょう。
ドラムをひっこめたい場合は、キックを少なめにしましょう。

私は楽曲によって異なりますが、キックを-6.5db~-5dbの範囲内で合わせる事が多いです。

いかがでしたでしょうか?

ミックスダウンのコツ1を紹介してみました。
キックとベースで-3dbは基本にしているかたが多いですが、結構知らない人も多いです。

もしミックスダウンに行き詰りアレコレやって彷徨っているのでしたら、一度初心に帰り、軸となるキックとベースから作りこむのはいかがでしょうか?

BTNレコーズはミックスダウンを仕事にしている業者ですが、ブログを通してコツやテクニックを惜しみなく提供していきます。
実践してみて、難しいようでしたら、ぜひ弊社にご依頼いただけますと幸いです。

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